PSION Revo(サイオン・レボ)に搭載の充電式バッテリーについて


弊社より出荷している「PSION Revo」や「Revo Plus」ですが、本体に内蔵の充電式バッテリーに関しましてのご質問、お問い合わせが非常に多いためそれらに関します代表的な内容を報告をいたします。

以下の内容につきましては、Q&Aでも展開します

第一のルール:購入時またはハードリセット後、必ず6時間以上充電すること。

第二のルール:電池の残量が80%ぐらいまで減らないと充電しないこと。

故障かな?:使っている間に100%まで充電ができなくなってたら、またはすぐに電源が切れたりすることになったら、これはハード的な故障ではありません!
まず、下記のQ&A説明を読んでください。どうにもならない場合、電池のリセットで自分で直せます。しかし、これは最後の手段です!

 電池のリセット方法:

  • データをバックアップ  必須!
  • バッテリーを放電  参照
  • ハードリセット (同時に裏の1と2の穴にクリップを軽く差し込み)
  • 6時間以上充電
  • リストア
  • UniFEPを再インストール

その他の情報:
 メモリ効果に関する情報
 revoの電池に関する詳しい資料(英文)
 充電の状況を確認できるソフトをダウンロード(説明は英文のみ)
 日本人のrevoユーザによる電池情報


購入してからすぐ充電をしました。
1時間で赤いランプが消えたので使い始めたところ、バッテリーゲージが80%近くあるのに電源が切れてしまいました。
これは充電不足が考えられます。
最初のうちは最低でも連続で6時間は充電を行ってください。

 
電源を入れてもすぐに切れてしまいます。何度かするとACアダプターを接続しても再起動ができなくなりました。
Revoに搭載されているニッケル水素充電池はその特性(下グラフ参照)からバッテリーが無くなる直前から急激に電圧が低下します。充電容量が少ないと一気に減ってしまい、Revoは内部のデータを保持するためにスリープ状態になります。あまりにも急激な電圧低下の場合、ACアダプターで通電しても再起動が出来なくなる場合があります。

Power curve

これは充電容量が少ないか、バッテリー残量が少ないときに発生します。

こうなった場合はしばらく充電を行い、その後裏面のリセット用の「1」と刻印のある穴にクリップを軽く差し込みリセットをしてください。「ブブ」と2回ブザーが鳴るとリセットが完了です。再起動したらすぐにフル充電してください。1度のリセット操作では上手く行かない場合があります。その際は何度か繰り返してください

あまりにも残量が少ない場合はRevoは内部のデータを保持できません。その場合は自動的にフルリセット(内部データの全消去)されてしまいますので、バッテリーの残量には常に気を使ってください。

 
購入したばかりです。
スペックでは連続約12時間動作とありますが、実際はそれ程長時間動作しません
バッテリーも最初のうちは性能を十分に発揮できません。数回の充電−放電のサイクルを繰り返す(ならし)ことで本来の性能を発揮するようになります。
新しいうちはアラートが表示されるくらいまでバッテリーを使いきってから一気にフル充電を行うように心がけてください。

バッテリーのならしを行う際に最も簡単な方法はRevoの電源を入れたまま放置することです。放置をして電源が切れた状態でバッテリーは3%未満ですので、そのままフル充電を行えば良好な充電状態になります。

なお、工場出荷状態では3分で自動的に電源が切れてしまう設定ですが、これを解除することで電源が入ったままになります。設定の変更方法は以下を参照してください。

1.コントロールパネル内の「Switch on/off」を開きます
Control Panel
 
2.「Automatic switch off」を「No」に設定します。
Control Panel

 
バッテリーゲージが100%に達しません。
充電状況にもよるのですが、95%〜98%あたりで止まってしまうものがほとんどです。特にほとんど空の状態から一気にフル充電を行った場合はそのように表示されることが多いようです。個体差もあるので95%を超えていればフル充電と判断して良いでしょう。

充電容量 状態
11%以上 Good
11%〜3% Low
3%未満 Recharge

 
赤いランプが消えているのに、画面右下のバッテリーマークが充電状態になっている。
これは微弱電流による充電モード(トリクル充電)を示しています。赤いランプが点灯している時は急速充電モードで、ある一定の容量に達すると充電モードを切り替えバッテリーに負荷を与えすぎないような充電方法です。

充電を完了した状態でPCとの接続を行ったり、Revoをドッキングステーションに置いたとき、またRevoの電源スイッチをONにした場合など、内部の電流に変化があった際に一時的にトリクル充電の状態になりますが、異常ではありません。
これはRevoの内部で電流の状態を管理しており、必要に応じて自動的に充電を行うするためです。しばらくしますと自動的に充電完了になります。

充電モード 充電/電源ライト インジケータ
急速充電 Chage lamp Chage mode
トリクル充電 Chage lamp Chage mode
充電完了 Chage lamp Chage mode

 
充電中にRevoの後ろ側が熱くなるのですが
充電中、特に急速充電モードの時は充電池が発熱します。
通常は手で触っても問題ない程度です。もしも、手で触れないくらい熱くなったり、ケースが変形する場合は故障が考えられますので、直ちにACアダプターまたはドッキングステーションからRevoを取り外してください。
 
満充電の状態でどのくらい放置できますか?
個体差もありますが、約2週間となります。
Revoは電源が切れていても実際は「スリープ」という状態にあります。これは、電源を入れたときにすぐに使えるようにしておくためです。スリープ状態でもわずかですがバッテリーを消費していますので、放置したままですと放電してしまい、最悪の場合内部のデータも失われてしまいます。

長期間使用しない場合は必ずPCにバックアップを取っておいてください。また、長期間の保管したあとに使用する際は、購入時と同様に最低でも6時間の充電を行ってください。

 
充電池の寿命は?充電池だけの販売はしていますか?
通常の使用で約3年の寿命となっています。
ただし、使用状況にもよりますのでご注意ください。数時間かけてフル充電を行っても数十分しか動作しない場合は充電池の寿命が考えられます。その際はリペアセンターにてバッテリーの交換(有償)となります。なお、バッテリーに関しましては消耗品ですので保証の対象外となります。



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