有限会社エヌフォー・メディア研究所(本社: 東京都渋谷区千駄ヶ谷2-8-13、代表取締役: リチャード・ノースコット)は、株式会社セルシス(本社: 東京都渋谷区代々木4-27-25、代表取締役: 川上陽介、資本金: 1億3,165万円)と次世代コミック制作用フォントの開発で業務提携したと発表しました。両社は、エヌフォー・メディア研究所が開発し2001年7月20日より販売開始した、コミック専用フォントパッケージ「コミック・フォント」の次期バージョンにおいて、今後のコミック作品発表媒体を考慮したフォントへのリデザインや、セルシスが開発し8月10日より販売開始するマンガ制作用パソコンソフト「ComicStudio」の文字処理機能強化などに共同で取り組む予定です。
今回の業務提携は、今年7月3日に発表した業界初のマンガ制作用パソコンソフト「ComicStudio」の販売を通してコミック業界のフル・デジタル化を推進するうえで、コミック吹き出し用専用フォントの必要性を認識し、有力フォント開発メーカとの提携を検討していたセルシスと、PostScriptをはじめとする各種フォントフォーマット技術会社として、フォント及びフォント作成ツールの開発販売を行ない、フォント市場での事業拡大を目指していたエヌフォー・メディア研究所の戦略が合致したことによるものです。
コミック業界では、制作工程のデジタル化やWebに代表される発表媒体のデジタル化などに合わせて、コンピュータ上で使えるコミック吹き出し用フォントが求められています。両社は、「ComicStudio」で使用可能なコミックの描き文字表現を簡単に実現できる機能の開発、今後のコミック作品発表媒体を考慮したフォント・デザイン、さらには「ComicStudio」との親和性に優れた次世代マンガ制作用フォントを開発し、コミックのデジタル化に向けて制作者や読者双方のニーズを満足する環境実現を目指します。
「ComicStudio」は、業界初のマンガ制作用パソコンソフトとしてプロ作家から同人作家にいたる全てのマンガ家の制作環境のデジタルへの移行を可能にします。「ComicStudio」の価格は34,800円(ComicStudio Version 1.0、希望小売価格、消費税別、対応OS: Windows98(SE+IE5.0以降) /Me/2000、日本語版)、セルシスでは8月10日より発売開始予定で、全国のパソコンショップ、画材店等で販売される予定です。
「ComicStudio」は、セルシスが独自開発した業界初の「ベクトルマップテクノロジー」(特許出願中)により、タブレットからの入力データをリアルタイムにベクトルデータ化することで、あたかも紙にペンで描いているようなタッチを印刷解像度で再現します。また、従来のグラッフィックソフトでは、マンガ特有のアミ点表現は「モアレ」が出たり、つぶれたりして扱いが困難でしたが、「ComicStudio」では独自のベクトル化技術により解像度に依存しない最適なアミ点で出力することが可能になりました。さらに、「ComicStudio」は、ネーム作成から下書き・ペン入れ・仕上げ・文字入れ・印刷まで一貫して作業を行なうことができ、従来の作業効率を飛躍的に向上させることが可能な革新的なソフトです。
「コミック・フォント」は漫画の吹き出しで使用される書体を簡単に違和感なく表現できる、日本語フォントパックです。漫画の吹き出しの書体は、登場人物の会話を「ゴシック体+明朝体」、スピーカーからの音声などを「ゴシック体+タイポス」の組み合わせた写植書体で表現されていますが、写植書体を使用するには専用の組版システムが必要です。パソコンでこれを表現するには、市販のフォントを使用し、漢字と仮名の書体をそれぞれフォント指定するか、ソフトウェアの合成フォント機能やかな組み替えユーティリティが必要で、手間のかかる作業でした。
「コミック・フォント」は、登場人物の会話用「Comic-GA」、スピーカーからの音声用「Comic-GT」の2種類のフォントにまとめました。一般的なフォントの入力と同様に、簡単に吹き出しを表現することができます。
「コミック・フォント」にはWindows用とMacOS用の両方が含まれ、各OS標準の文字セットに対応しています。それ以外の漫画独特の記号類は、ユーザー様に対しインターネットで配布しています。
株式会社セルシス(本社: 東京都渋谷区代々木4-27-25、代表取締役: 川上陽介、資本金: 1億3,165万円)は、1991年5月の設立以来、グラフィックス関連アプリケーションの企画・開発・販売及びマルチメディアコンテンツの企画・制作を行なっています。1993年に発売したアニメーション制作支援ツール「RETAS!PRO」は、従来のセルとフィルムによるアニメーション制作をPC上で可能としました。プロフェッショナルの厳しい要求に応える高品質画像に加え、容易な操作環境が制作現場で高い評価を受けています。現在、テレビ放映されているアニメ番組の約70%がコンピュータで制作されていますが、その90%以上でRETAS!PROが使用されるなど、業界標準ツールとして国内のみならず海外でも導入が進んでいます。セルシスは、日本の誇るアニメ・マンガ分野に向け、デジタルによるトータルソリューションの提供を目指しています。
有限会社エヌフォー・メディア研究所(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-8-13、代表取締役:リチャード・ノースコット、資本金:300万円)は、Macintoshによる日本語DTP環境の改善と普及を目指し1992年5月に設立されました。コンピュータの日本語デジタルフォント及びプリンタに関するテクノロジーを中心に開発/販売、及び他のフォントベンダー、プリンタメーカー、大手印刷会社へのコンサルティングを行っています。特に日本語フォントの分野を得意としており、1992年に日本語PostScriptフォントが登場すると同時に外字フォントパッケージを販売。1994年に世界で初のCIDフォントの販売。1999年にサードパーティとしては、世界で初のPDF埋め込み対応CIDフォントの販売など、フォント業界のイノベーターとして前進しています。現在では、アジア圏で販売される情報端末へのフォント組込み、各国の入力ソフトの開発、WEBメディアに対する文字関連、辞書関連のソリューション提供、映画/DVD/デジタルTVメディアに対する、映画専用字幕文字の提供など、文字を中心とした、コミュニケーションに対するトータルソリューションの提供を目指しています。
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