UniFEP 2.02の再インストール方法
- ●インストールの手順
- 1.MessagePad内部のデータを完全に消去する
- 内部にあるデータを一度消去します。 重度のトラブルでの再インストールの際には完全を期す為に中途半端なデータが残っていると新たにインストールした際にトラブルの原因になるので完全に消去した方が賢明です。 不具合がある程度絞り込めるならそのパッケージのみをインストールすれば復帰できる場合があります。
- 1-1 MessagePad裏側にあるバッテリーの蓋を外し、パワースイッチを押し下げた状態のままリセットボタンを押します。
- 1-2 画面に「Do you want to erase data completely?」と表示されるので「Yes」を選択します。
- 1-3 続いて「All your data will be lost. Do you want to continue?」と表示されるのでこれも「Yesを選択します。
- 1-4 その後、MessagePadは内部データを全て消去し、自動でリセットされて再起動を開始します。
- *この操作は「ハードリセット」と言い内部のデータを完全に消去する操作です。
- 2.MessagePadとパソコンをNewton Backup Utilityで接続する
- MessagePadは単体ではアプリケーションプログラムのインストールは出来ませんので、元となるパソコンが必要となります。 パソコンはMacintosh,Windows95どちらでも構いません。
- 2-1 Newton Backup Utility(MP130には添付)をあらかじめパソコンにインストールしておきます。
- 2-2 パソコンとMessagePadを本体に付属のシリアルケーブルで接続します。
- 2-3 Newton Backup Utilityを起動し、「Edit」メニューから「Priferences...」を開き、MessagePadとの接続方法を決定します。
- 2-4 MessagePadの「Extras」から「接続(Connection)」を選択します。 その中の「Connect via」で接続方法を選択し、「Connect」をタップします。 その後自動的にパソコンと接続を開始し、正常に接続されるとパソコン側の画面が変わりメニューが選択出来る様になります。
- 3.日本語のパッチをインストールする
- MessagePadは元々英語版ですので、その上で日本語を動かす為にはアップルコンピュータ社から提供されている日本語パッチが必要となります。 弊社UniFEPはその上で動作をしておりますのでこの日本語パッチは必須です。
- 3-1 日本語パッチを以下URLで入手します。
- 「http://ftp-info.apple.co.jp/FTP-database/reference/MessagePad130-2.0-J.HTML」
- 3-2 MessagePadとパソコンをNewton Backup Utilityで接続します(2を参照の事)。
- 3-3 パソコンにUniFEP CDを入れ、Newton Backup Utilityの「Install」メニューを選び、「MessagePad 130 2.0 (526061)」、「MessagePad 130 2.0-J(526205)」の順番でファイルを1つづつ全てインストールします。
- 3-4 インストール後に再起動を求める画面が表示されますのでそれに従って再起動します。 再起動でスタートアップ画面が表示されますがその下部に表示されるバージョン表記及びビルド番号が「Newton2.0-J(526061)」になっていればパッチは正常にインストールされている事になります。パッチが破壊されてしまっている場合はたいがい「-J」の部分が無い状態であり、その様な場合は日本語パッチの再インストールが必要です。
- *よくこのパッチを破壊してしまい、日本語が表示出来なくなったというトラブルの話が聞かれます。 その際はリセットを行い、バージョン表記を確認してみます。
- 4.パッケージをインストールする
- 日本語パッチがインストールできましたらUniFEPパッケージをインストールします。 UniFEP CDの中には「推薦構成」というフォルダがあり、数種類の使用環境を想定したパッケージがセットになっています。 基本的にはこの中のものをそのままインストールして頂ければ基本的に使用できる状態にセットアップできます。
- 4-1 MessagePadとパソコンをNewton Backup Utilityで接続します(2を参照の事)。
- 4-2 パソコンにUniFEP CDを入れ、Newton Backup Utilityの「Install」メニューを選び開いたダイアログからUniFEP CD内の「推薦構成」、次に「内蔵メモリのみ」のフォルダを開き、中にあるファイルを1つづつ全てインストールします。 この作業はMessagePad130の出荷時に於けるプリインストールの内容に相当する事になります。
- 4-3 全てのパッケージをインストールが完了しましたら念の為にMessagePad裏側にあるバッテリーの蓋を外し、リセットボタンを押します。
- *パッケージの中にはインストール後突然リスタートする物もあります。 そのような場合再起動後エラーが表示されますが、無視をして下さい。 パソコンとの接続も解除されてしまうので再接続が必要です。 他にインストールにかなりの時間が掛かるものもあります(辞書、フォント等)。
- その他詳細につきましては付属のマニュアルを参照して下さい。
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