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99/03/12 ヨーロッパを代表するハンドヘルドコンピュータ 「PSION(サイオン)」を発売 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
株式会社エヌフォー(社長リチャード・ノースコット)は12日、現在ヨーロッパでNo.1のシェアを持つハンドヘルド・コンピュータ、PSION SERIES 5(サイオン・シリーズ・ファイブ)及びPSION SERIES 3mx(サイオン・シリーズ・スリー・エムエックス)の2機種を日本国内で3月26日より販売することを発表しました。PSIONは次世代の携帯情報機器の基本OSとして採用され話題を集めている「EPOC(エポック)」を搭載したポケットサイズの情報機器です。アドレス帳や予定表、表計算、データベースなどビジネスに必須の機能を搭載しているだけはなく、WindowsPCやMacintoshなどのコンピュータと自由なデータ互換が可能です。 今回の業務提携は日本におけるPSION製品の販売強化を目的としたもので、エヌフォー社は英国PSION Computers社の日本での総代理店として、PSION本体、関連周辺機器およびソフトウェアをパートナーを通して販売いたします。また日本におけるハードウェア製品の修理及びサポートとPSION製品の販売促進活動、さらにこれまで日本国内に流通しているPSIONハードウェアの修理も行います。 PSIONはキーボードによる操作はもちろん、ペンによる操作も可能な(SERIES 5)、手のひらにのるほどの大きさのコンピュータです。日本ではその存在はまだあまり知られていませんが、現在発売されているハンドヘルドコンピュータの売上のうち、ヨーロッパでは第一位、世界規模でも第三位のシェアを獲得している人気機種です。(データクエスト1999.2発表)さらに先進的技術を凝縮したボディーは、その使いやすさと上品なデザインから、全英デザイン協会より「21世紀を予感させる製品」の一つとして選ばれるなど、ヨーロッパにおける数多くのデザイン大賞を受賞しています。 アドレス帳や予定表など、毎日の生活に必要な情報管理の機能や、ビジネスで役立つ表計算やデータベースの機能も標準搭載しています。またPCとのデータ交換の機能も持っています。海外ではすでに70タイトルを越える対応ソフトウェアが発売されており、さらにユーザーの手によって作られた豊富なフリーウェアやシェアウェアが存在しています。PSION専用のバックやホルスターケースなど様々なアクセサリーが幾つかのメーカーより発売されています。これら豊富なPSIONの環境を組み合わせていただくことにより、あなたのライフスタイルにあわせたモバイルコンピュータ環境を作ることができます。 PSIONに搭載された先進的なOS「EPOC」は現在はPSION社を中心に、Ericsson(エリクソン)社、Motorola(モトローラ)社、Nokia(ノキア)社の出資で作られた合弁会社であるSymbian(シンビアン)社によりさらに高度な機能を追加すべく開発が続けられています。これら大手携帯電話機メーカーより出資がなされていることからお分かりいただける通り、EPOCは小型情報端末PSION用のOSであるだけではなく、近い将来我々の身近で活躍するであろう、携帯電話などの通信端末とコンピュータの融合装置用の共通OSとしての未来が約束されています。 エヌフォー社では今後、日本におけるPSIONテクノロジーの一層の発展を目指して、様々なソリューションを展開してまいります。まずその第一弾として、PSION上で閲覧する日本の鉄道路線図ソフト「RailMap for EPOC32」のデモ版を近日中にWebPageで公開し、既にPSION Series5をお持ちの方にもお試しいただけるようにいたします。 なお今回PSIONの日本発売を記念して、SERIES 5につきましては通常の黒色のラインナップに加えて、深い緑色が美しい"Pearlescent"仕上げの特別限定バージョンを400台のみ販売いたします。
![]() News Top Page へ (C)1999 Enfour, Inc. All rights reserved. Psion(R)およびPSIONのロゴはPSION PLCの登録商標 EPOCはSymbianの登録商標 その他の文中の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です
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