株式会社エヌフォー(本社:東京都渋谷区、代表取締役 リチャード・ノースコット)は、1999年7月23日にPSION SERIES 5用日本語入力・表示システム「UniFEP for EPOC」を発売します。
「UniFEP for EPOC」は、PSION SERIES 5に搭載れているEPOC OS上で動作する日本語入力・表示プログラムです。英語版のPSION SERIES 5単体では不可能であった日本語の使用も、「UniFEP for EPOC」をお使い頂くことで日本語環境が実現します。また、既にいくつか存在するフリーウェアやシェアウェアの日本語環境との互換性を考慮しておりますので、既存のデータをフルに活用する事が可能です。
- ◆特長
- ●豊富な語彙数
- 単文節変換でありながら日本語変換用辞書に豊富な語彙数を用意しましたので、的確な日本語変換が可能です。また、長文の変換時には文節を区切って変換する事が可能ですので、何度も入力しなおす様な事はありません。更に、学習機能を標準で装備しましたので、スムーズな日本語入力が実現出来ます。
- ●使いやすいインタフェース
- 単に日本語入力を行うだけでなく、豊富な機能を装備している「UniFEP for EPOC」だからこそ、インタフェースにこだわりました。ペンによる操作は勿論、それらほとんどがキーボードショートカットで操作出来ますので、初心者の方からパワーユーザの方まで満足してお使い頂けます。
- ●内蔵PIMソフトに対応
- 日頃使用頻度の高いPSION SERIES 5標準搭載の内蔵PIMアプリケーションのワープロ(Word)、表計算(Sheet)、住所録(Data)、スケジュール帳(Agenda)に対応しておりますので、今まで使いこなすのが困難であったデータ管理が容易に行えます。
- ●文字コードにUTF-8を採用
- 文字コードにUTF-8(8ビットUnicode)を採用しましたので、PSION SERIES 5標準のASCIIコードと互換を保ちながら日本語入力・表示が可能なのは勿論の事、中国語や韓国語との混在も可能な仕様となっております。
- ●豊富なエンコーダー
- 「UniFEP for EPOC」で採用したUTF-8とのコード変換としてJIS、ShiftJIS、EUC-JP、UCS2のエンコーダを装備し、更に今後プラグインとして他コードのエンコーダが追加可能です。PSION SERIES 5の既存データのコンバートは勿論の事、テキストデータとしてパソコンとのデータ交換が可能です。
- ●タイプバンクフォントの採用
- DTP業界に於ては既に好評のタイプバンクフォントを、株式会社タイプバンク社のご協力で採用する事が出来ました。この日本語フォントは視認性に優れている為、モバイル時などの悪条件下でもPSION SERIES 5をストレス無くお使い頂けます。
- ●Windows & Macintosh
- 「UniFEP for EPOC」はハイブリッドCD-ROMにてご提供しますので、WindowsであればPsiWinを、MacintoshであればMacConnectでインストール出来ます。
- ●簡単インストール
- PsiWinのInstall New Program、もしくはMacConnectのPsiToolsインストール機能を用いていただくだけで容易にインストールが行えます。それも、内蔵メモリ、コンパクトフラッシュのどちらにでもインストールが可能ですので、個々の環境に合わせたインストールが可能です。
- ●APIを公開
- 今回開発しました「UniFEP for EPOC」は、日本語入力ソフトウェアという性格上、他のアプリケーションと一緒にお使い頂くことが多いと想定されます。よって、EPOC用ソフトウェアを作成されているデベロッパの皆様が容易に対応して頂ける事を考慮し、サンプルソースコードを含めた開発環境を提供する予定です。
※「UniFEP for EPOC」は日本語入力ソフトウェアであり、PSION SERIES 5のローカライズを行ったりするものではなく、また日本語OSを提供するものではありません。よって、「UniFEP for EPOC」を使用しても、一部のソフトウェアでは文字化けが発生する可能性があります。詳しくは、ホームページをご覧下さい。
- ◆コメント
- 日本のPSIONコミュニティで著名な方よりコメントを頂いております。
- ・UniFEP for EPOCは、単なるFEPではなく、Narrow Build(非Unicode版)のEPOC32マシン上でユニコードを扱うための、新たな環境と言って良いものに進化しております。
Unicode文字の描画などに関して全てのAPIが公開され、またOPLプログラマのためにOPXも提供されますので、日本語アプリケーションの開発も楽になりますし、既存の日本語アプリケーションをUniFEPに対応させるのも比較的容易です。既存のデータも無駄にはなりません。
私の配布しているソフトウェアも、順次UniFEP環境に対応させていく予定です。
- JM5作者(河邊)
- ・凛とした美しい書体、日本から仕掛ける国際化、それが UniFEP の正体だ。「携帯端末なんて」といってたAmigaユーザたちも虜にになっています。
- NIFTY SERVE Amigaフォーラム SYSOP
- ・開発用APIが公開される "UniFEP for EPOC"。気になるあの人から、突然教えられたケータイの番号みたいにドキドキ。Psionと日本語をめぐるこれからの展開は、僕らがどう「アプローチ」するかにかかっているわけだ。
- NIFTY SERVE Amigaフォーラム SUBSYS
- ◆製品の詳細
- ●対応機種
- ・PSION SERIES 5 8MB
- ・PSION SERIES 5 4MB
- ●インストールに必要空き容量
- ・2,700K以上
- ※内蔵メモリ、コンパクトフラッシュメモリのどちらにもインストール可能
- ●動作に必要なメモリ容量
- ・600K以上
- ●インストールに必要なシステム
- ・PSION SERIES 5 8MB
- ・PSION SERIES 5 4MB
- ●対応機種
- ・Windows環境
- PsiWinが動作する環境で、CD-ROMが稼働するWindowsマシン
- ・Macintosh環境
- MacConnect(別売)が動作する環境で、CD-ROMが稼働するMacOSマシン
- ●定価
- ¥14,800(税別)
- ●JANコード
- 4518413030669
- ●発売開始時期
- 1999年7月23日
- ◆「とくとくキャンペーン」を実施
- 「UniFEP for EPOC」の発表と同時に、UniFEP発売記念「とくとくキャンペーン」を実施します。
このキャンペーンは、ヨーロッパシェアNo.1の実力を持つPSION SERIES 5の素晴らしさを少しでも早くご利用いただくことを目的としています。EPOC OSに対応した日本語入力ソフトウェア「UniFEP for EPOC」とあわせてご利用いただく事で、待望のハンドヘルドコンピューティングが実現します。
このキャンペーンに参加していただければ、少しでもお求めやすい価格でご購入出来ます。是非この機会に、PSION SERIES 5をご購入いただき、UniFEP for EPOCをお楽しみください。
- ◆キャンペーン内容
- ●キャンペーン期間
- UniFEP for EPOC発売日(1999年7月23日)〜1999年10月末日
- ●対象商品
- とくとくキャンペーンステッカー貼付のPSION SERIES 5
- ●価格
- UniFEP for EPOC定価¥14,800が¥5,000 OFFの、特別価格¥9,800(税別)
- ●購入方法
- 1.PSION正規取扱店にて「とくとくキャンペーン」ステッカー貼付のPSION SERIES 5を購入します
- 2.同梱されている「とくとくクーポン」に、販売店印を押してもらいます
- 3.その「とくとくクーポン」を大切に保管しておいて下さい
※紛失等は無効です
- 4.「UniFEP for EPOC」発売後に販売店印のお店に「とくとくクーポン」持参で行きます
- 5.「UniFEP for EPOC」と一緒に「とくとくクーポン」を提示して下さい
- 6.定価¥14,800が、なんと¥5,000 OFFの特別価格¥9,800で購入!
- 7.家に帰って、すぐにインストールしましょう!
- ●注意点
- ・販売店印の無いクーポン券は無効
- ・販売店印のお店でのみ、特別価格で購入が可能(販売店印以外では無効)
- ・特別価格は、「UniFEP for EPOC」本体のみの価格です
- ◆お問い合わせ先
- エヌフォーユーザサポートセンター
- TEL:03-3478-7584(土日祝祭日を除く平日13:00-17:00)
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