外字製品のMacOS8.5〜MacOS9の対応について


■MacOS8.5〜MacOS9の外字DXシリーズ対応情報

エヌフォー外字DXはMacOS8.5〜MacOS9でご使用いただけますが現状では以下の制約がございます。(TrueType版、i Edition の対応は一部の条件を除きMacOS9.0.3までです)

●「ことえり」で外字が表示されない (ATOK12〜14では外字を表示できます。詳しくはこちらをご覧ください。)

→この部分の表示はOsakaフォントが行っております。エヌフォー外字DXでは「エヌフォー外字 Osaka 丸漢(基本)」によってOsakaフォントに外字を追加して表示してきましたが、MacOS8.5〜MacOS9では仕様変更のためこのような方法が採れなくなっております。
対応策:
 インプットメソッドの表示書体を「エヌフォー外字明朝L」のように、エヌフォー外字の書体名に切り替えてお使いください。
 ただし、変換候補までは表示できませんのでご了承ください。

●エヌフォー外字DX TrueType版の「エヌフォー外字ゴシックM」が変換されない。

 MacOS8.5〜MacOS9では、TrueType版の丸漢ファイルに含まれるビットマップデータを自動的に最新のフォント形式に変換しスーツケースの中に移動します。しかし、MacOS8.5の環境では「エヌフォー外字ゴシックM」の変換が途中で中断されてしまい正しく変換されません。

 対応策:
「エヌフォー外字 TrueType版 2書体パック」をインストールした後で、

1)「システムフォルダ」の中の「フォント」フォルダの中の「エヌフォー外字 ゴシックM」というスーツケースファイルのファイル名を「エヌフォー外字 GM」に変更してください。

2)マッキントッシュを再始動してください。

  この1回だけ、起動処理の最後に自動アップデートが行われる

3)マッキントッシュが起動したら、フォントフォルダの中の「エヌフォー外字 GM」のファイル名を「エヌフォー外字 ゴシックM」に変更する


■MacOS9での外字DXシリーズ対応情報

●エヌフォー外字DX TrueType版とエヌフォー外字DX i Edition

 エヌフォー外字DX TrueType版とi Editionでは動作条件として「リュウミンライト−KL」と「中ゴシックBBB」のTrueTypeフォントが必要です。この2つのフォントはMacOS9.0.3以前のシステムには付属しておりましたが、MacOS9.0.4以降で付属が廃止されました。そのためTrueType版とi Editionの対応はMacOS9.0.3までとなります。なお、例外として、あらかじめ「リュウミンライト−KL」と「中ゴシックBBB」がインストールされたMacOS9.0.3以前のシステムを、システムのアップデータを使用してMacOS9.0.4〜9.2.2にバージョンアップした場合は動作条件が整いますのでTrueType版とi Editionもご利用いただけます。

「ことえり」からの漢字変換による入力については前述のとおり候補パレットの問題が発生いたします。エヌフォー外字の基本外字部分については文字パレットのShiftJISコード表から入力は可能ですが、オプションパックの外字やユーザー作成外字についてはコード表からの入力もできません。

入力についてはATOK等サードパーティ製の漢字変換ソフトをご使用いただくか、エヌフォー外字DX に付属の「表示・印刷 確認用書類」の中の外字一覧テキストファイルから外字をコピー&ペーストしてご利用ください。(i Editionでは「外字検索パレット」を使用して入力することもできます)

●エヌフォー外字DX ATM版、PS版

「ことえり」からの漢字変換による入力については前述のとおり候補パレットの問題が発生いたします。また、MacOS9.xではエヌフォー外字DXのフォントが「ことえり」の文字パレットのフォントメニューにも現れないためコード表からの入力もできません。

入力についてはATOK等サードパーティ製の漢字変換ソフトをご使用いただくか、エヌフォー外字DX に付属の「表示・印刷 確認用書類」の中の外字一覧テキストファイルから外字をコピー&ペーストしてご利用ください。


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