TypeBank01/TypeBank02/TypeBank03/TypeBank04

■様々なシーンで使われてきたタイプバンク書体
　タイプバンク社は徹底したデザインコンセプトの許にデザインされた書体を様々なデジタルデバイスに提供してきました。たとえば、電車の車内電光掲示板、携帯端末、テレビのテロップなど、日常生活の様々な場面で活躍しています。また、各種プリンタやワープロなどにも採用されて使用されてきました。

■初めてのフルオリジナルデザイン
　弊社の販売するタイプバンクフォントは、1995年に初めてリリースされました。このパッケージから、初めてタイプバンクオリジナルの欧文書体が採用されました。
　タイプバンクの欧文書体は、International Typeface Corporation（ITC）社主催 "U&lc TypeCompetition" において、TEXT部門及び総合で第１席に入賞した、小林章氏の手による物です。
この欧文書体は、仮名や漢字に対し違和感のないデザインが施されています。また、和欧混植を行った場合、ベースラインがずれて見えないように細心の注意が払われています。
　タイプバンクフォントを横組みでレイアウトした場合、読みやすくバランスのとれた印象を受けるのはこのためです。

■充実したファミリー
　タイプバンク書体の特徴であるファミリーコンセプトに対応し、全ファミリーが揃っているのは弊社パッケージだけです。現在、明朝、ゴシック、丸ゴシック他、23書体のファミリーが揃っています。
　さらにこのファミリーに対し、かなフォントによるバリエーションが加わると、さらに充実したファミリー展開が完成します。
　味岡伸太郎かなシリーズは、タイプバンク各書体にあわせて作成されたかなフォントパッケージです。例えば、タイプバンク明朝M用に「小町・良寛・行成・築地・弘道軒」の5種類のかなが用意されています。それぞれの仮名は、古来の筆書から骨格を求めた物や、明治期の活字書体にヒントを得てデザインされています。組み合わせると、デジタル作品の中に、和の深い味わいを醸し出してくれます。
　また、タイポスオールマイティは、写植時代から人気の高かった「タイポス」をPostScriptフォント化したかなパッケージです。タイポスオールマイティは、グループタイポ（タイプバンク社初代社長、故・林隆男氏も参加していました）がデザインしたかなフォントで、組み合わせて使用すると、作品に懐かしく、それでいてモダンなイメージを与えてくれます。

■最新のフォーマットに対応
　1995年から販売してきたタイプバンクフォントは、1999年に最新のsfntCIDフォント形式に移行しました。
　ATMフォントは、字体切り換え、詰め機能、Japan 1-2の文字コレクションを採用した、今最も新しいフォント形式になっています。
　PSフォントは、OCFとCIDを用意し、プリンタに合わせて選択できます。しかも、OCFでも字体切り換え出力可能になっていますので、CIDプリンタをお持ちでない方も、安心してお使いいただけます。解像度制限もありません。
　また、PDF時代を先取りし、タイプバンク23書体、味岡伸太郎かなシリーズ、タイポスオールマイティの全てのフォントでPDFファイルへの埋め込みに対応しています。

美しいデザインと、豊かな表現力、最新のフォーマットに対応した、弊社タイプバンクフォントを是非ご利用ください。